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2007年8月12日(日)開設
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やすらぎの郷 会津村の会津鉄道キハ8503[移動]
※現存しません。ご注意ください。

昨年4月25日の話。前回記事の続きです。

広田のストレートであいづ6号を撮影した後、会津若松駅への道すがら、「やすらぎの郷 会津村」駐車場に保存されていた会津鉄道キハ8503を訪問。

・車歴
製造年 1991年
製造所 日本車輌製造
1991年3月16日~2001年9月30日 名鉄新川検車区
2002年3月23日~2010年5月30日 会津鉄道「AIZUマウントエクスプレス」で運用
2011年頃 廃車

名鉄のJR直通特急「北アルプス」用として5両が製造されたキハ8500系のうちの1両。会津鉄道での運用を終えた後、愛知県に里帰りして保存される予定でしたが、東日本大震災が発生し、保存場所が会津村に変更されました。



駐車場に露天で保存されており、保存状態は悪く、セコムのステッカーが至るところに貼られて車内への立ち入りは出来ませんでした。

 

この他にもう1両、キハ8502が保存されていましたが、シートを被っている状態であったため撮影していません。

この後、2015年8月頃に2両ともマレーシアに譲渡され、今年3月頃から運用されている模様です。まさか放置同然だったこの車両が、海外で第三の車生を送ることになるとは思いませんでした。

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熱塩駅日中線記念館の保存車
昨年4月25日の話。前回記事の続きです。

一ノ戸川橋梁でDL青い12系客車号を撮影した後は、喜多方駅から伸びていた日中線の廃線跡にほぼ沿って、旧熱塩駅舎の「日中線記念館」へと向かいました。

日中線は1987年に廃止となり、線路は全て撤去されましたが、かつての終点・熱塩駅舎を利用して「日中線記念館」が開館しています。

  

構内には2両の保存車が設置されています。

 

まずは除雪車・キ287から。

・車歴
不明。詳細が分かり次第追記します。

1928年から1956年にかけて製造されたキ100形除雪車のうちの1両。蒸気機関車に押される形で除雪を行っていた車両(貨車扱い)です。



数年おきに整備されているようで、訪問時は非常に綺麗な状態でした。

  

車内にも入ることができます。車内に入れる除雪車の保存車両は珍しいですね。

 

キ287の後ろにはオハフ61 2752。

・車歴
製造年:1955年
製造所:国鉄長野工場
1955年 長野工場にてオハフ61 752として車体新製
19**年 電気暖房改造時に番号+2000
1984年6月7日 福島貨客車区にて廃車

日中線でも運用されていた旧型客車のうちの1両。こちらも状態は良好です。

  

車内には日中線の現役時代の写真が展示されていますが、冷房の増設等は無く、ほぼ現役時代のままと思われます。白熱灯も点灯する状態です。



訪問時は桜が見頃で、近くの熱塩温泉への観光も兼ねてか多くの方が日中線記念館を訪問されていました。

 

以前は路線バスでアクセス出来たようですが、現在では廃止となっています。訪問の際には十分ご注意ください。

この後は、485系快速"あいづ"の撮影に向かいました。続きます。

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日中線遊歩道のC11 63
昨年4月25日の話。前回記事の続きです。

坂下小学校のC58 215号機の後は、喜多方市の日中線遊歩道のC11 63号機を訪問。



・車歴
製造年月日:1935年3月10日
製造所:川崎車輌
1935年3月10日 尻内機関区
1941年11月 宮古機関区釜石支区(その後釜石機関区に昇格)
1947年4月1日 仙台機関区
1954年10月 会津若松機関区
1966年1月 盛岡機関区
1966年10月23日 長岡第一機関区
1971年11月3日 只見線SLさよなら列車牽引
1971年11月12日 新津機関区
1973年5月24日 小牛田機関区
1974年5月11日 会津若松運転区
1974年11月3日~10日 日中線SLさよなら列車牽引
1975年1月24日 会津若松運転区にて廃車

生涯東北で活躍したカマ。他のC11と同じく現役蒸気最末期は会津若松で活躍し、さよなら運転牽引の経歴もあります。日中線遊歩道の整備に合わせて移設されました。

 

四方を柵に囲まれており、キャブ内への立ち入りは出来ません。部品の欠落はほとんどありませんが、露天のためか塗装に疲れが見えます。



後部プレートはありません。



さよなら列車を牽引した路線の廃線跡という絶好の場所に保存、人目も多い場所ですので、再整備されてほしいのですが…



なお、C11 63の後ろには入れ換え機も保存されています。こちらも状態は良くありません。

 

日中線遊歩道にはしだれ桜が植えられており、訪問時は満開を迎えてたくさんの観光客が観桜に訪れていました。

 

この後は、磐越西線の一の戸川橋梁で「DL青い12系客車号」を狙います。続く。

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坂下小学校のC58 215
昨年4月25日の話。前回記事の続きです。

会津柳津駅のC11 244号機の後は、坂下小学校のC58 215号機を訪問。

・車歴
製造年月日:1940年3月9日
製造所:川崎車輛
1940年3月9日 静岡機関区
1941年2月 稲沢機関区
1945年8月 高山機関区
1966年2月2日 遠江二俣機関区
1971年4月2日 小牛田運転区
1973年1月17日 小牛田運転区にて廃車

会津にゆかりはありませんが、SLブームの頃に保存されたのでしょう。当初は校庭に保存、その後この校舎裏に移設されたようです。柵に囲まれており、近づくことは出来ません。煙室ハンドルが欠損。



足回りは全て黒塗り。製造銘板やプレート類の欠損はありませんが、どうしても錆が目立ってしまいます。数年前に整備が行われて一時的に綺麗な時期もあったようですが、あまり質の良い塗料を使っていないのか、現在では荒廃しています。



炭水車側もプレート・後部灯は残存。



あまり人目につかない場所なので、人知れず解体なんてことにならないと良いのですが…。

 

この後は、日中線遊歩道のC11 63号機を訪問。続きます。

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会津柳津駅のC11 244
昨年4月25日の話。

この日は、ふくしまDC期間中に臨時列車として運転された485系快速「あいづ」を撮影するため、1泊2日で磐越西線に行ってきました。

東北新幹線で郡山へ、郡山からは磐越西線719系に乗り換え。後ろ2両がDCラッピング編成でした。



会津若松でレンタカーを借りて、まずは只見線会津柳津駅のC11 244号機を訪問。

・車歴
製造年月日 1943年5月26日
製造所 日本車輌
1943年5月26日 大館機関区
1948年6月 秋田機関区
1967年8月1日 青森機関区
1969年6月1日 会津若松運転区
1974年頃 会津若松運転区にて廃車

駅前の駐車場に保存。保存時には無かったようですが、現在は屋根があり、定期的に整備もされているようです。



晩年会津若松に集められたC11のうちの1両、以前はスノープロウが取り付けられていましたが、只見線のSLの冬期運転のために供出されたそうで、冬期運転が行われなくなった現在でも外されたままです。

 

足回りは全て黒く塗られており、刻印は確認できません。



区名札入れには旧字の「會」が入れられています。キャブ内への立ち入りは出来ず、部品類の欠損は無く比較的良好な状態です。



過剰な装飾が無く、時折横の只見線を走るC11 325と比べても遜色ない現役機のような落ち着いた塗装が良い感じです。訪問時には桜が見頃だったこともあり、列車の来ない時間帯でも駅は賑わっていました。

 

続いて、坂下小学校のC58 215号機を訪問。続きます。

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