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2007年8月12日(日)開設
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宇都宮駅東公園のEF57 7
12月29日の話。前回記事の続きです。

日酸公園のクモエ21001の後は、宇都宮線でさらに北上し、宇都宮駅東公園のEF57 7号機を訪問。

・車歴
製造年月日 1942年9月30日
製造所 日立製作所
1942年10月23日 沼津機関区
1951年6月11日 浜松機関区
1953年7月27日 沼津機関区
1956年8月21日 長岡第二機関区
1960年10月8日 宇都宮機関区に借入
1960年11月26日 宇都宮機関区
1978年10月9日 宇都宮機関区にて廃車

EF57 7は、EF57形電気機関車の7号機として昭和17年に製造され、第2次世界大戦中から戦後にかけて、戦乱・復興・発展の時代を走り続けた。この間、東海道線で特急「つばめ」「はと」、上越線で急行「佐渡」「越路」、東北線で急行「津軽」「八甲田」などを引いて活躍し、昭和53年に廃車となるまでの36年間に約346万キロを走行した。これは地球を87周した距離にあたる。
 昭和55年に日本国有鉄道から宇都宮市へ永久貸与され、同年8月より現在地に保存展示されている。電気機関車EF57 7号機保存会により、春と秋の年2回、一般公開が行なわれている。(案内板より)

特急・急行用として活躍、晩年は普通列車牽引を中心に宇都宮機関区で過ごしたカマ。全15機製造されましたが、こちらの7号機だけが保存されました。案内板にあるように保存会が存在し、定期的に整備が行なわれているため、状態は良好。



大きな屋根が設置されており、大事に保存されていることが伝わってきます。



EF57のパンタグラフが突き出した独特のスタイル。1949年の東海道本線電化時に、パンタグラフの高さを抑制するために移設されました。



2エンド側は高いフェンスに遮られ、全体を見ることはできませんでした。



この後は、烏山線の運用確認も兼ねて宇都宮運転所を観察してみました。続く。

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日酸公園のクモエ21001
12月29日の話。前回記事の続きです。

駅東公園のC50 123号機の後は、小金井の日酸公園に保存されているクモエ21001を訪問。

・車歴
製造年月不明
改番 モハ30086→モハ11032→モハ11106→クモハ11106→クモエ21001

複雑な経歴を持つ貴重な”旧型国電”、最終所属は小山電車区であったためここに保存されたようです。



車内は公開されていませんが、EF55の写真などが見えることから以前は公開されていたこともあったのかもしれません。綺麗な状態で残っているように見えます。



窓配置など、改造を重ねられたことがよく伝わってきますね。大きな屋根の下で保存されており車体に痛みは見られません。



静かに休むリベット打ちの車体が素晴らしい。



こちら側の顔は貫通路が無く、まさに旧型国電といった様相。



貴重な車両、これからも大事に守っていきたいものです。



小金井駅前にはC57 38号機の動輪が保存されています。

・車歴
製造年月日 1938年1月26日
製造所 日立製作所
1938年1月26日 金沢機関区
1941年3月 米原機関区
1942年3月31日 水戸機関区
1955年8月1日 平機関区
1957年8月26日 宇都宮機関区に借入
1957年9月13日 平機関区に返却
1961年6月 金沢機関区
1962年6月 室蘭機関区
1966年3月31日 苗穂機関区
1973年3月31日 岩見沢第一機関区
1976年3月1日 岩見沢第一機関区にて廃車





小金井駅舎は新幹線の高架と一体化したもの。



小金井からは宇都宮線でさらに北上、宇都宮線は小金井止まりの列車が多く、この先の区間となると列車の間隔も開いてきます。まぁ、途中駅にほとんど需要が無いようで、乗降客もあまり見られなかったので、この時間帯はこの運行形態でも十分に裁けるのでしょうが。

というわけで、この後は宇都宮駅東公園のEF57 7号機を訪問。続きます。

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駅東公園のC50 123
12月29日の話。

この日は、栃木県内の保存車ポタと、栃木県内で活躍する引退が近づく車両を撮影してきました。

快速ラビットに揺られて、朝の小山駅に到着。保存機の最寄り出口は東口になりますが、こちらは西口、新幹線のホームと一体になった駅舎はよく見慣れたもの。



というわけで、まずは小山の駅東公園に保存されているC50 123号機を訪問。

・車歴
製造年月日 1930年5月2日
製造所 日立製作所
1930年5月6日 早岐機関区
1930年10月24日 浜松機関区
1939年5月5日 成田機関区
1942年7月6日 小山機関区
1970年8月13日 小山機関区にて廃車

数回の転属の後、小山機関区で長年活躍した地元にゆかりのあるカマ。シゴマルは使い勝手が悪かったこともあり、晩年はどこも入れ換え機として使っていたようです。2005年に整備され状態は良好、今にも動きそうなほどに手入れが完璧になされています。

 

動輪も磨きだされており、サビ一つありません。もちろん刻印も確認です。

 

側面プレート周り。銘板一つとっても本当にピカピカ。



後ろから。



構図に無理がありましたが公式側からも。屋根付きの大型保管庫で大事に保存され部品の欠損もありません。どのカマもこれぐらい綺麗だと嬉しいですが、ここまでの状態を保つのはかなり難しいでしょうね。



最寄り駅:東北新幹線・宇都宮線・両毛線・水戸線 小山駅 徒歩約8分
少し駅前から分かりずらい場所にあるので地図等で確認をしていくのがよろしいかと思われます。

この後は、小金井の日酸公園のクモエ21001を訪問。続きます。

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足尾駅のキハ30・35とタキ2両
10月29日の話。前回記事の続きです。

普通列車で足尾駅に到着しました。構内に保存されているキハ30形・キハ35形2両とタキ2両を訪問です。

まずはキハ35−70から。

・車歴
製造年月日 1964年11月10日
製造所 日本車輌
1964年 千葉機関区
1974年11月11日 高崎機関区
1996年9月10日 高崎機関区にて廃車

第3セクター化前の国鉄→JR足尾線で活躍した、片運転台のキハ35。運用終了後はそのまま足尾駅で保存されました。以前は2両とも首都圏色でしたが、2010年に整備された際に片方は国鉄色になりました。





車内は、座席も残っていますがどうやら倉庫として使われているようです。



外吊り式ドア。



続いて、キハ30−35。

・車歴
製造年月日 1965年9月17日
製造所 新潟鉄工所
1965年 長門機関区
1967年4月8日 高崎機関区
1996年9月10日 高崎機関区にて廃車

こちらはキハ30。国鉄色に塗装されています。



キハ30とキハ35は連結されています。



こちらも、車内は倉庫として使用。



製造名盤も残っています。検査表記は2010年の整備の際に書かれたようです。



続いて、タキ35811。貨車は専門外なので、画像だけ。



コタキ29312。



今後「足尾駅博物館」が出来る構想があるとのことで、その時には車内も整備されて公開されるでしょう。

この後は、トロッコわたらせ渓谷号の撮影へ。続きます。

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足利駅前のEF60 123
10月29日の話。前回記事の続きです。

井野駅でSLレトロみなかみ号を撮影した後は、後続の両毛線小山行きに乗って、足利駅へ。駅前に保存されている、EF60 123号機を訪問してきました。



・車歴
製造年月日 1964年9月12日
製造所 川崎重工
1964年9月13日 米原機関区
1968年10月3日 岡山機関区
1984年1月30日 高崎第二機関区
1987年3月2日 高崎第二機関区にて廃車

末期には、首都圏〜両毛線を走る貨物列車を牽引していたカマ。



商店街管理という珍しい保存機ですが、駅前はシャッター商店街。整備するにも金銭的な問題があるのかもしれません。製造銘盤は両方紛失。



屋根が無く露天のため、状態は悪化の一途をたどっています。



足利駅の跨線橋からも見えました。



沿線を走っていた機関車ですので、できれば再整備してもらいたいものですが・・・。なお、運転台公開が国民の祝日の10:00〜17:00に行われています。

この後は、高崎方面に戻り、桐生からわたらせ渓谷鉄道へ。続きます。

−おまけ−
国鉄らしさが色濃く残る足利駅舎。

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