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2007年8月12日(日)開設
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新しき村の都電7022
昨年10月18日の話。前回記事の続きです。

高麗川〜毛呂間で「八高線全通80周年記念号」を撮影後、近くの「新しき村」に保存されている都電7022号車を訪問。

・車歴
製造年:1954年
製造所:アルナ工機
1954年〜1968年まで運用

この電車は昭和29年頃製造された都電ですが、交通事情の変動で昭和43年廃車となりました。たまたま新しき村仲よし幼稚園がこの年開設され、園舎の補助として、当時東京都に勤めていた女性会員からの寄贈を受け、18年間園児の学習と遊戯の場となりました。昭和59年の幼稚園閉園後も、近くの子供達の利用に供して来ましたが、次第に汚損がひどくなり苦慮していた所、今般有志母親からの修繕の希望と寄付があり、たちまち大勢の賛同と協力が集まれ、新しくきれいに蘇らせる事ができました。誠にありがたく嬉しい事です。旧都電は今は残り少ない貴重な文化財との事ですし、長く大切に保存活用してゆきたいと思います。今後共皆様の御協力をお願いします。一九九六年春 財団法人 新しき村(案内板より)

1000形・1100形の台車を流用し、車体だけ新製された7000形の一次車。かつて村内幼稚園として使われていた車両。現在は同車番の車両が荒川線で走っていますが、そちらはこの車両の廃車後に番号整理のために改番されたものです。

 

台車は無く車体のみ、現在は数年前から少しずつ修繕中のようで赤帯がありません。屋根があるため、車体の腐食は進んでいないように見えます。



車内はほぼ幼稚園当時のままでしょうか、塗装は剥がれ始めていますが荒れてはいません。

 

保存場所は八高線の線路のすぐ近く、開けた場所の丘の上にあるので八高線の車窓からも見えます。訪問するまで「新しき村」はどんな所なのかほとんど知らなかったのですが、行ってみると何か懐かしい感じのする良い場所でした。

 

この後は、高麗川経由で川越車両センターまつりへ向かいます。続く。

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ほしあい眼科のキハ223・流鉄カットモデル
6月2日の話。

この日は、浦和に行ったついでに保存車。浦和美園駅から徒歩約15分、ほしあい眼科の羽幌炭砿鉄道キハ223・流鉄カットモデルを訪問。

まずはキハ223から。
・車歴
製造年 1966年
製造所 富士重工業
1966年〜1970年 羽幌炭砿鉄道で運用
1970年 羽幌炭砿鉄道廃止に伴い茨城交通(→ひたちなか海浜鉄道)に譲渡
2009年7月26日 さよなら運転を以て引退

北海道・羽幌炭鉱の石炭輸送に使用された羽幌炭砿鉄道で新製されましたが、羽幌炭鉱の閉山によって廃線となり、茨城交通で長く運用された気動車。引退後、羽幌炭砿鉄道時代の塗装に復元のうえほしあい眼科に保存されました。

 

訪問日はあいにく休館日で、こちら側の顔しか撮影できませんでした。現在は待合室として利用されているそうです。



続いて2つのカットモデル。

・車歴
製造年 1965年
製造所 西武所沢車両工場
1965年〜1995年 西武鉄道701系として運用
1995年12月〜2009年4月29日 流鉄「明星」として運用

流鉄で「明星」として運用されていた2両。



クハ21、塗り替えられ「流馬」塗装になって保存。



クモハ2003、こちらは「明星」塗装のまま保存。



この他にEF66の運転台カットモデルも搬入されたという情報がありましたが、現時点では一般に公開されていません。それらしきものはチラッと見えましたが、シートを被って置かれている状態でした。

※4月4日追記:星合院長ご本人からコメントをいだたきました。EF66カットモデルもまもなく公開の予定とのことです。公開された際はまた訪問させていただきたいと思っております。再訪問の際にはこちらの記事に追記する形でEF66についても掲載します。

この日はこれだけ。

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行田市民プール横のC57 26
5月1日の話。前回記事の続きです。

マスターシードの東武5700系の後は、行田市民プール横のC57 26号機を訪問。

・車歴
製造年月日 1938年2月7日
製造所 川崎重工
1938年2月15日 浜松機関区
1941年11月4日 宇都宮機関区
1955年10月8日 名古屋機関区
1956年7月14日 山田機関区(→改名 伊勢機関区)
1964年4月1日 亀山機関区
1971年12月13日 亀山機関区にて廃車

私たち「C57」型は形態が美しいことから「貴婦人」と呼ばれ、旅客列車用として合計201輛製作されました。
 私は昭和13年川崎車両(株)で生まれ、おもに「東海道」「東北」本線の花形コースを、持前の快速で客車を引いて、2985783km(地球を約74周半)を走り、昭和46年12月を最後に引退しました。
 私が引退した昭和46年は高崎線行田駅開業5周年記念にあたり、国鉄高崎鉄道管理局(現・東日本旅客鉄道株式会社高崎支社)のご協力により、行田市に迎えられ、ここで余生を送らせて頂いています。(案内板より)

到着直後に大雨が降り出してしまいましたが、なんとか観察。高崎線は走行していなかったでしょうが、駅開業○周年などを記念して保存されることは珍しいですね。



非公式側は真横がプールなので、側面の観察は出来ず。少し塗装に疲れが見えてきていますね。そろそろ手入れをしていったほうが良い時期かと思われます。



公式側も、ネットの画像と比べて木々が成長しており、観察は困難でした。動輪は塗装されています。



「ばんえつ物語」のC57 180号機と比べると、だいぶスタイルが違いますね。デフには小さな穴が。



後ろから。



塗装などもかなり良い感じで保存されているだけに、錆びてしまっているのは残念です。再整備が行われれば良いのですが・・・。

最寄り駅:秩父鉄道 行田市駅 徒歩約13分弱(推定)

この後雨が強くなり、びしょ濡れになりながらなんとか行田市駅へ・・・この日はこれにて帰宅。

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行田市 マスターシードの東武クハ703・モハ5703
5月1日の話。前回記事の続きです。

上熊谷駅前のクハニ22の後は、レストラン「マスターシード」の東武5700系を訪問。



まずはクハ703号車から。

・車歴
不明。詳細が分かり次第追記します。

ネットで下調べした画像と比べて、塗装が現役当時のものに近い色になっていました。最近塗装が行われたようです。



車内は客席として使われているようです。お昼時だったので入ろうかと思っていたのですが、この日は定休日でした・・・残念。またリベンジします。



横の公道から。



後ろから。前方には上越新幹線の高架。



続いて、モハ5703号車。こちらはカットモデル。

・車歴
不明。詳細が分かり次第追記します。

定休日ということで、見学は駐車場で行ったため、接近することができませんでした。こちらの車両の前頭部は、東武博物館で保存されています。



※最寄り駅:吹上駅 徒歩約20分(推定)

この後は、行田市民プール横のC57 26号機へ。続きます。

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仙元山公園のD51 885
5月1日の話。

この日は、埼玉県の保存車訪問ポタリングに行ってきました。まずは深谷市仙元山公園わんぱくランド前のD51 885号機を訪問。

・車歴
製造年月日 1944年3月28日
製造所 日立製作所
1944年5月2日 尻内機関区
1945年11月1日 盛岡機関区
1947年3月1日 一戸機関区
1955年8月1日 亀山機関区
1962年8月1日 奈良機関区
1973年11月8日 奈良機関区にて廃車

この蒸気機関車は、昭和19年3月28日、日立笠戸工場(山口県)において製造され、同年5月2日 仙台鉄道管理局管内、尻内機関区(青森県八戸市)に配属、その後、昭和20年11月に盛岡機関区に配置転換、さらに一戸機関区(岩手県)姫路第1機関区(兵庫県)、亀山機関区(三重県)、奈良機関区と配置替えされ昭和48年9月末日まで約29年5か月間走り続け、その運転キロ数は、15079713キロメートルにおよび、地球を約40周したことになります。
 昭和49年1月13日、日本国有鉄道から「国鉄の歴史を語る教材」として深谷市へ無償譲渡されました。(案内板より)

機関車自体は数年前に整備され状態は良好。ただし厚塗り感は否めません・・・。



高崎線とは全く関係の無いカマですが、SL保存ブームの時に保存されたのでしょう。プレートの枠が白色に塗られていて違和感を感じます。



案内板が前面に乗せられていて残念。横に以前案内板があったと思われる場所がありました。



動輪はペンキで厚く塗られており刻印は全く確認できませんでした。このカマは側面の塗り分けが両側異なっています。こちらは公式側。比較的落ち着いた感じの塗装。



そしてこちらが非公式側。ランボードが白く塗られていたりと派手な印象を受けます。



キャブ内は公開されていませんので、柵外から覗き見。機器類は残っているようですね。



後ろから。



所々おかしな塗装もありますが、全体的には良い状態でした。

最寄り駅:JR高崎線 深谷駅 徒歩約30分

この後は、上熊谷駅前のクハニ22へ。続きます。

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