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2007年8月12日(日)開設
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国立市ひかりプラザの951-1[再訪2014]
昨年10月11日の話。前回記事の続きです。

ひかりプラザの951-1、3回目の再訪です。

前回訪問から約2年、状態はほぼ変わらず。大切にされているのが分かります。



こちらは前回撮っていませんでした、車内の説明板。

 

車内も荒らされるようなこともなく、綺麗な状態が保たれています。強いて変化を挙げると、前回展示されていた木造の模型がリニア鉄道館へ貸し出しされていました。恐らく東海道新幹線50周年関連の企画で展示されたはず。

  

運転台も部品が無くなっているようなこともありませんでした。

 

この後は所用のため都内へ。帰りに新宿駅で「佐原秋祭り号」を見かけたので撮影。続きます。

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萩中公園の保存車
昨年11月16日の話。前回記事の続きです。

鎌倉踏切でEF66 27牽引の5052レが被られた後は、大田区萩中公園の3両の保存車を訪問。

まずは都電7008号車から。

・車歴
製造年月日 1955年12月15日
製造所 アルナ工機(車体)

2012年12月28日〜 「おつかれさま」マークを掲出して運転
2012年12月30日 都電荒川線での運用終了
2013年2月17日 荒川車庫にてお別れ撮影会開催

この7008号車は、都内唯一の路面電車である都電荒川線の主力車両として、平成24年12月30日まで運行し、都民の皆様に親しまれていた車両です。
平成25年2月東京都より譲渡されました。(案内板より)

案内板はこちら。

 

かつて都電7502号車が保存されていた公園に、2013年から新たに保存されました。保存に際してワイパーや一部機器の撤去が行われています。

 

方向幕にもある通り、この公園の別名は「ガラクタ公園」、先代の7502号車は荒れに荒れ、保存末期にはホームレスも住み着き幽霊のような状態だったようですが、現在では巡回する警備員が配置されていることと公開時間が決められているため、綺麗な状態で残っています。



車内、つり革は昨年11月時点ではほぼ全て残っていました。



7502号車のような姿にならないことを祈るばかりです。

続いて、東武鉄道34号機。

・車歴
製造年 1914年
製造所 ベーヤー・ピーコック社
1966年6月26日 東武佐野線でさよなら運転
1966年7月 東武鉄道にて廃車

この蒸気機関車は1914年(大正3年)にイギリス・マンチェスターの「ベーヤー・ピーコック社」で製造されたもので、1966年(昭和41年)の9月頃まで東武鉄道で最後の蒸気機関車として活躍していました。
 東武鉄道の厚意により、将来で電化で姿を消す運命にある蒸気機関車を、子供達の教材として区が譲り受けたものです。
 平成8年9月、老朽化が進み痛みが目立つため、大改修工事を実施いたしました。
 生まれ変わった蒸気機関車をより一層可愛がって下さい。(案内板より)

1966年まで残った東武鉄道最後の蒸気機関車、引退後は縁がない大田区に保存されました。国鉄5600形とほぼ同形機、屋根もあり状態は良好です。



「のぼらないでください」と書かれているものの、訪問時には子供がテンダの上に上っていました。車体に痛みが出ないか心配です。



後ろから。



最後に国鉄貨車移動機。

・車歴
製造年 1955年
製造所 加藤製作所

駅の構内や工場内で車両の入換作業やトロを牽引して保線作業等に使用していました。(案内板より)

公園の隅に保存されている移動機。



キャブ内は自由に立ち入りが出来るため、ほとんどの部品が欠損していました。



最寄り駅:京急空港線 大鳥居駅

この日はこれにて帰宅。

この日はこれにて帰宅。

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木場のフレンチレストランのオロネ25 901"夢空間"
2月17日の話。

この日は、保存車訪問から開始。木場のフレンチレストラン「アタゴール」で利用されている”夢空間”の1両、オロネ25 901を訪問。

・車歴
製造年 1989年
製造所 東急車輌(内装 東急百貨店)
1989年 横浜博覧会にて展示
〜2008年3月 ”北斗星””夢空間エルム”等の臨時列車に活躍
2011年12月 保存開始

夢空間の3両のうち、最後まで尾久に残っていた車両。保存前に大宮で整備が行われたため、状態は良好です。

 

車体に錆もなく、このまま本線に復帰できそうなほど綺麗です。店の前に掲示されていたメニューを見てみましたが…お高くてとても手の届かないお値段でした(汗)



交差点に位置しているため、妻面には住所表示が掛けられていました。全検表記は14−1。



これからも大切に保存・利用されることを願っています。

この後は、遅れて上京してきた”あけぼの”を狙います。続く。

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国分寺市ひかりプラザの951−1[再訪]
11月24日の話。前回記事の続きです。

※前回訪問時の様子や車両データについてはこちらの記事をご参照ください。

中央郵政研修センターのオユ10の後は、ひかりプラザの951形を訪問。前回暗い時間の訪問になってしまったため、今回再訪しました。約1年しか経過していないため、状態はほぼ変わらずでした。



今回は車内公開になんとか間に合いました。車内は、数列座席が残されている他は展示スペースとなっていました。「高速度記録319」のプレートも展示されていました。

 

運転台にも上がることができます。こちらは実際には機器類が違うのでしょうが、見た目はほとんど0系と同じような感じ。



0系に比べて尖っている鼻。0系をこの角度で見ると運転台の窓が見えるはずです。



沿道に車が停まっていなかったので、全体を見ることができました。やはり良い状態で残されていますね。



後ろから。



最寄り駅:国立駅 徒歩約7分

暗くなってきたので、国立の街を少しポタって、保存車訪問は終了。帰り際に「むさしの奥多摩号」の運転があることを思い出したので立川でバルブします。続く。

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中央郵政研修センターのオユ10 2555
あけましておめでとうございます。新年一発目の更新となりますが、年内の話題がまだ1ヶ月分残っているためそちらから先に更新します。

11月24日の話。前回記事の続きです。

豊田車両センターまつりの後は、国立の中央郵政研修センターに保存されている郵便車オユ10 2555を訪問。

・車歴
製造年 1971年
製造所 川崎重工
1973年 大宮工場にてオユ10 2058から酷寒地向け改造

○ 車中で作業する乗務員にとって、郵便車は、まさに郵便局舎に等しく愛すべき職場でありました。
○ 鉄道郵便輸送は、明治5年新橋・横浜間にはじめて鉄道が開業したことに伴い開始され、当時は、荷物室あるいは車掌室の一部を区切って「郵便室」とし、使用していました。
  郵便専用車が最初に製造されたのは、明治22年頃といわれています。
○ オユ10型鉄道郵便車は、一般客車の軽量製造化に伴って製造(明治32年以降)された、わが国最初の軽量郵便車で、広く幹線区に使用されてきました。
  その後、国鉄の輸送近代化計画に沿って車体構造の電車化・気動車化が進み、新式性能を持った郵便車が次々に誕生して活躍しました。
○ ここに展示・保存されている、オユ10−2555は、近年では、東京(隅田川駅)を出発し、東北本線・青函航路・函館本線を経由して根室まで行き、この往復を繰り返していました。
  ごく最近では、東京(隅田川駅)から、東北本線・奥羽本線を経由して秋田までの往復をしていましたが、昭和60年3月に福島・秋田間の鉄道による輸送が廃止され、鉄道から姿を消すこととなったものです。
○ 昭和61年10月には、鉄道郵便車が全廃となりましたが、これまで郵便輸送に果たしてきた功績は、まことに大きく、これをたたえ記念するため、ここに永久保存することとしたものであります。(案内板より)

ゆかりのある場所に保存された郵便車。オユ10系列の最終製造車両でもあります。大きな屋根の下で大事に保管され状態は良好です。近づいて見学するには受付で手続きをする必要があります。



手続きをすると守衛さんが鍵を開けてくれ、車内にも立ち入ることができました。さすが完璧な状態を保っていました。どこから電源を得ているのか、車内灯も点いて見学には最適。郵便輸送が鉄道で行なわれていた当時の熱気が伝わってくるようです。

 

ここに座って日付印など作業を行なっていたのでしょう。簡素な椅子で動きながらの作業はやりずらかったでしょうねぇ〜。



奥のスペースでは郵便輸送の歴史や当時の写真が展示されていました。クモユニ143は現在では長野総合車セで入れ換え作業に徹していますが、過去にはこのように定期列車の前後に連結され、末期は房総各線の新聞輸送に活躍していました。



狭い車内に結構な人数がひしめき合っていたんですね〜。



鉄板にサビもなく、本当に大事にされているんだなぁと感心します。

 

太い柱に囲まれ、全体の撮影がしづらいのが残念ですが、郵政民営化後も解体されることなくこうして綺麗な姿を見せてくれていることは嬉しい限り。



最寄り駅:国立駅 徒歩約10分
見学には正門の受付で手続きが必要です。簡単な手続きのため5分もあれば大丈夫でしょう。無断で立ち入ることは絶対にやめてください。

この後は、ひかりプラザの試験車951−1を再訪。続きます。

−おまけ−
紅葉に囲まれていてこの時期の保存車はいっそう輝いて見えますね。



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