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2007年8月12日(日)開設
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山北鉄道公園のD52 70
1月8日の話。前回記事の続きです。
山北駅至近の山北鉄道公園にはD52 70号機が保存されています。 ・車歴 製造年月日 1944年4月29日 製造所 川崎車両 1945年5月12日 下関機関区 1945年11月21日 小郡機関区 1946年1月 新鶴見機関区 1951年2月24日 国府津機関区 1968年8月8日 国府津機関区にて廃車 私は52形蒸気機関車といって、日本で一番大きく力の強かったテンダー機関車です。そしてD52形兄弟の70番目の生れです。私は昭和19年4月に生れてから山陽線や、東海道線で、働き昭和26年2月国府津機関区に配属になってからは、ほとんど御殿場線で活躍し皆様と一緒にこの山の間を何百回と走りました。私の走った全距離は862.275Kmです。私は本来貨物列車用ですが、御殿場線のような山線で勾配の大きい線路では旅客列車も引いておりました。御殿場線が昭和43年8月1日全線に電車が走るようになったので私のつとめも終りになりましたので、この山北町の皆様と国鉄当局のご協力によって、この場所に記念として置いて下さるというので安心しました。これからは皆様と一緒に昔なつかしい思い出ばなしをいたしましょう。どうか皆様、お子様方も可愛がって下さい。 (案内板より) 地元の御殿場線でも運用されていた大型機。屋根付きで保存、状態は良好です。 動輪は磨きだされており、刻印も確認できました。 プレート周り。 柵がありますが、キャブ内も見学できます。立ち入りが出来ないため、計器類は残っており良い状態。 後ろから。 山北駅のホームからも見える位置に保存されていますが、改札からだと跨線橋を渡ってぐるっと一周しなければならないので少々面倒です。 総合的に素晴らしい状態でした。つや消し塗装も現役のようで良いですね。 最寄り駅:山北駅 徒歩約5分 山北駅からは、1日2往復だけ乗り入れてきているE231系に乗車して平塚に向かいます。続く。 PR
江ノ電もなか 扇屋の江ノ電651前頭部
1月1日の話。前回記事の続きです。
江ノ島からは、江ノ電沿線をポタリングしてみます。まずは、海岸沿いの通りから坂道を上った所にある「江ノ電もなか」で有名な扇屋さんの店頭にある、江ノ電651号車の前頭部。 ・車歴 1970年 玉電廃止に伴い江ノ電に譲渡 1990年 廃車 東急玉川線(玉電)は、1970年まで二子玉川園〜渋谷間を結んでいた路面電車です。廃車後に江ノ電に引き取られ、601号車+651号車の編成で運用に就きましたが、1990年に廃車となりました。601号車は、里帰りして宮の坂駅に保存されています。 一方、こちらの651号車は、江ノ電沿線の扇屋さんで前頭部のみが保存されました。 利用されていることもあり、状態は良好でした。今後も看板として愛されてほしいものです。 最寄り駅:江ノ島駅 徒歩1分弱 この後は、江ノ電沿線ポタを開始。続きます。
鹿沼公園のD52 235
今回は過去に訪問した保存車。淵野辺駅から徒歩5分ほど、鹿沼公園に保存されているD52 235号機をご紹介。
・車歴(D52 235) 製造年月日 1946年1月31日 製造所 川崎重工 1946年1月31日 新鶴見機関区 1953年11月9日 吹田機関区 1956年11月20日 姫路第一機関区 1960年10月7日 五稜郭機関区 1973年5月23日 五稜郭機関区にて廃車 D52 235号機の車歴は以上なのですが、235号機は密閉キャブ改造が行われています。しかし、保存機は密閉キャブでは無く、特徴などから138号機では無いかと言われています。以下は138号機の車歴。 ・車歴(D52 138) 製造年月日 1944年9月16日 製造所 汽車製造 1944年9月16日 姫路機関区 1945年5月7日 鷹取機関区 1951年9月6日 姫路第一機関区 1953年3月10日 吹田機関区 1956年11月16日 姫路第一機関区 1960年10月7日 五稜郭機関区 1972年12月9日 五稜郭機関区にて廃車 地元の横浜線沿線で、駅からも近いということで頻繁に訪問しています。2008年7月の状態。 横浜線開業100周年を記念して整備されることになりました。翌月の8月末の状態。 9月13日、整備が完了して公開が行われました。この日は公園事務所で管理されていた本物のプレートが取り付けられました。 キャブ内も整備され綺麗になりました。 プレート周り。製造銘盤はありません。あればどっちのカマかはっきりするんですけどねぇ・・・。 2009年の新春に再び訪問、この日は煙室扉を開けて保存会の方々が整備されていました。 ・・・というわけで、以下が現在の様子。今年(2011年)5月に訪問。 後ろから。 相変わらず、製造銘盤は無し。塗装が少し垂れてきていました。 今後も綺麗な状態で保存されることを願っています。また訪問したいと思います。
生田緑地 青少年科学館のD51 408と旧客
12月10日の話。前回記事の続きです。
今回の多摩川サイクリングで最初に訪問したのは、生田緑地のD51 408号機と旧型客車スハ42。 まずはD51 408号機から。 ・車歴 製造年月日 1940年4月12日 製造所 日本車輛 1948年7月1日 広島第一機関区 1957年11月1日 品川機関区 1968年4月1日 大宮機関区 1969年4月27日 新鶴見機関区 1970年11月28日 新鶴見機関区にて廃車 広島の後、関東圏を走行したカマ。大変綺麗な状態で保存されています。 動輪はシルバーで塗装されていますが、油独特の輝きをうまく再現しています。 プレート周り。 キャブ内はアクリル板で塞がれていますが、計器類も残っています。 後ろからも。 屋外保存でこれだけ綺麗なカマもなかなかありません。この状態を保っていられるのは、定期的に整備されているからでしょう。 続いて、スハ42 2047。 ・車歴 製造年 1948年 製造所 日本車輌 最終配置(1983年) 水戸客貨車区 こうして管理の行き届いた上で展示されているのは珍しい、青い旧客。 車内も時間を限定して入ることができます。完璧な状態です。 洗面台はガラス張り。なおトイレはロックされていて見る事はできませんでした。 美しい状態をいつまでも保ってほしいですね。 この後は、多摩川サイクリングを開始し(こちらは前回記事をご参照のほど)、大蔵運動公園のC57へ。続きます。 | カレンダー
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