8月1日の話。前回記事の続きです。

土崎カーブで撮影した後は、近くの土崎児童公園に保存されているD51 370号機を訪問。

・車歴
製造年月日　1940年5月18日
製造所　日立製作所
1940年5月18日　酒田機関区
1943年10月　長岡機関区
1947年2月1日　酒田機関区
1949年9月10日　米沢機関区
1950年　山形機関区
1964年4月1日　新庄機関区
1969年3月31日　秋田機関区
1972年　秋田機関区にて廃車

新潟・山形・秋田で一生を過ごしたカマ、廃車後は地元に保存されました。あまり定期的には整備されていないようで痛みが目立ちますが、数年前の画像に比べると少し補修がされているので、完全放置というわけでもなさそうです。

 

動輪は塗装されており刻印は確認できず。かなり錆が出ています。



側面プレート周り。製造銘板は残っています。低いものの柵があることもあり荒らされていないのでしょう。



後ろから。後部灯は紛失。炭水車の補修された鉄板が膨らんでおりかなり目立ちます。



部品の紛失は少ないものの、鉄板の腐食が進んでいるので、今後大規模な修繕が必要になりそうです。そのタイミングで解体されてしまう保存車も多いので心配ですが…。

この後は、秋田駅に戻って早々に宿に入りますが、遅れていた2021レ"あけぼの"の回送が来るようなので撮影します。続く。