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2007年8月12日(日)開設
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萩中公園の保存車
昨年11月16日の話。前回記事の続きです。

鎌倉踏切でEF66 27牽引の5052レが被られた後は、大田区萩中公園の3両の保存車を訪問。

まずは都電7008号車から。

・車歴
製造年月日 1955年12月15日
製造所 アルナ工機(車体)

2012年12月28日〜 「おつかれさま」マークを掲出して運転
2012年12月30日 都電荒川線での運用終了
2013年2月17日 荒川車庫にてお別れ撮影会開催

この7008号車は、都内唯一の路面電車である都電荒川線の主力車両として、平成24年12月30日まで運行し、都民の皆様に親しまれていた車両です。
平成25年2月東京都より譲渡されました。(案内板より)

案内板はこちら。

 

かつて都電7502号車が保存されていた公園に、2013年から新たに保存されました。保存に際してワイパーや一部機器の撤去が行われています。

 

方向幕にもある通り、この公園の別名は「ガラクタ公園」、先代の7502号車は荒れに荒れ、保存末期にはホームレスも住み着き幽霊のような状態だったようですが、現在では巡回する警備員が配置されていることと公開時間が決められているため、綺麗な状態で残っています。



車内、つり革は昨年11月時点ではほぼ全て残っていました。



7502号車のような姿にならないことを祈るばかりです。

続いて、東武鉄道34号機。

・車歴
製造年 1914年
製造所 ベーヤー・ピーコック社
1966年6月26日 東武佐野線でさよなら運転
1966年7月 東武鉄道にて廃車

この蒸気機関車は1914年(大正3年)にイギリス・マンチェスターの「ベーヤー・ピーコック社」で製造されたもので、1966年(昭和41年)の9月頃まで東武鉄道で最後の蒸気機関車として活躍していました。
 東武鉄道の厚意により、将来で電化で姿を消す運命にある蒸気機関車を、子供達の教材として区が譲り受けたものです。
 平成8年9月、老朽化が進み痛みが目立つため、大改修工事を実施いたしました。
 生まれ変わった蒸気機関車をより一層可愛がって下さい。(案内板より)

1966年まで残った東武鉄道最後の蒸気機関車、引退後は縁がない大田区に保存されました。国鉄5600形とほぼ同形機、屋根もあり状態は良好です。



「のぼらないでください」と書かれているものの、訪問時には子供がテンダの上に上っていました。車体に痛みが出ないか心配です。



後ろから。



最後に国鉄貨車移動機。

・車歴
製造年 1955年
製造所 加藤製作所

駅の構内や工場内で車両の入換作業やトロを牽引して保線作業等に使用していました。(案内板より)

公園の隅に保存されている移動機。



キャブ内は自由に立ち入りが出来るため、ほとんどの部品が欠損していました。



最寄り駅:京急空港線 大鳥居駅

この日はこれにて帰宅。

この日はこれにて帰宅。

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