３月１４日の話。１ヶ月以上の遅れです。

この日は、早朝から運転される「４８９系特急とき」号を撮影してきました。

さて、今年３月１３日にＪＲ東日本ではダイヤ改正が行なわれました。横須賀線に武蔵小杉駅が開業するなどの明るい話題もありましたが、一方では上野〜金沢間を結んでいたブルトレの寝台特急「北陸」号が廃止されました。また、同じ区間を結んでいた急行「能登」号が臨時列車化され、使用車両が４８９系金沢車から４８５系新潟車に変更され、ボンネット車両が定期的に首都圏に上京することは無くなってしまいました。

この２つの列車は３月１２日発の列車で廃止＆定期運用終了となったのですが、寝台特急北陸号の客車は尾久車両センター所属のため、回送列車として上京。そして、急行能登号に使われた４８９系は金沢総合車両所所属のため、返却回送をすることになります。この返却回送を活用して下り列車のみ運転されたのが「４８９系特急とき」です。

「４８９系特急とき」号は、上野から新潟までの運転となり、「とき」ヘッドマークが掲出されました。ということで、この「４８９系特急とき」号を撮影するため、まずは上野駅へ。ここでは、３月ダイ改以降も残った寝台特急あけぼの号を撮影しました。







続いて、鶯谷へ。４８９系とき号の送り込みを撮影していると、後ろからあけぼの号の推進回送が登場し、国鉄時代のような並びが実現しました。







尾久で４８９系とき号を撮影する前に、あけぼの号客車がＤＥ１０に牽引されるようなので撮影。この後いつもの洗浄線に入っていきました。



そして、４８９系とき号を撮影してひとまず終了。ホテルに戻りました。



特急とき号には定期的に４８９系が使用されたことが無いのですが、真冬の車両故障の際に代走として走ったことがあるそうです。

※２０１１年１１月１４日 一部画像を加工・画像サイズを拡大しました。