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2007年8月12日(日)開設
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高沢公園のD52 136
10月9日の話。前回記事の続きです。

三島のC58 422号機の後は、沼津市高沢公園のD52 136号機へ。

・車歴
製造年月日 1944年8月31日
製造所 汽車製造
1944年8月31日 稲沢機関区
1946年4月1日 姫路機関区
1960年10月4日 五稜郭機関区
1973年5月23日 五稜郭機関区にて廃車

本機関車は第二次世界大戦の昭和19年、国鉄の輸送状況に応じて戦時型機関車として物資不足の中で設計・製造され、当時の蒸気機関車では日本最大級であった。
 直ちに稲沢機関区に配属され、東海道線の旅客・貨物列車をけん引し、戦時下の猛空襲を黒煙を吐き堂々と運行した。
 戦後、電化が進むとともに姫路機関区に移り岡山周辺の旅客・貨物列車のけん引用として活躍したが、東海道線全線電化により、北海道の五稜郭機関区に送られ函館〜長万部間の旅客・貨物列車と五稜郭〜室蘭間の貨物列車のけん引に従事した。
 昭和48年に北海道の電化・ディーゼル化が進み廃車となり、29年にわたる長い生涯を閉じた。
 その後、沼津市からの蒸気機関車保存の要請により、遠く北海道から海を超えて高沢公園に設置したものです。
 この巨大なおとなしい鉄人を皆様で優しく末永く見守ってやってください。
 なお、プレートのDは機関車の動軸数、52はテンダー機関車の意味、136は製造番号です。                         (案内板より)

密閉キャブに改造されたD52の中では唯一の保存車です。



よく見ると、左側のデフが歪んでいるのが分かります。プレートはレプリカ。



キャブ窓のガラスは撤去されています。キャブ内は機器は揃っているようです。なぜか大量に置かれているタイヤの上にのぼって撮影しました。



後部プレートは欠損。



腐食も少なく良い状態で保存されていました。ちなみに機関車の足下に猫が住み着いているようですので、訪問の際にはご注意くださいね。



この後は、富士市の0系先頭車へ。続きます。

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