忍者ブログ
2007年8月12日(日)開設
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

地下鉄博物館の保存車
1月28日の話。前回記事の続きです。

新砂あゆみ公園のデハ5833の次は、地下鉄博物館を訪問。

入ってすぐには、丸ノ内線301号車と銀座線1001号車が展示されています。まずは301号車から。

・車歴
この電車は、昭和29年(1954)1月20日、帝都高速度交通営団として初めての開通となる丸ノ内線池袋〜御茶ノ水間に真っ赤な車体で登場した300型の1号車です。車両のモデルは、当時のニューヨーク地下鉄の最新型車両で、モータやブレーキ装置などの特許料を払い、国産車両としてつくられました。
 加速、ブレーキ、乗り心地、騒音などの面で、当時の日本では画期的な性能を持ち、鉄道車両近代化のさきがけとして、その後の車両技術の発展に大いに寄与しました。                        (案内板より)

以前は前照灯点灯・方向幕表示の状態で展示されていたようですが、現在は無点灯・無表示の状態で展示されています(節電?)



車内。



反対側は建物が迫っており方向幕が確認できませんでした。



続いて、1001号車。

・車歴
この電車は、昭和2年(1927年)12月30日、東洋で初めての地下鉄が上野〜浅草間2.2キロに開通したとき、使用されていた第一号車です。
地下鉄開業以来約40年間活躍した電車で、昭和61年(1986年)7月、地下鉄博物館の開館にあわせて、車体の床下機器及び艤装の一部を除き、全面的に開業当時の姿に修理、復元を行いました。
この電車の特徴は、サードレール(第三軌条)から電気を取り入れたり、不燃対策として鋼鉄製の車体としています。また、追突事故などを防止するため、打子式ATSと呼ばれる自動列車停止装置や、ドアの自動開閉(ドアーエンジン)方式を採用するなど安全度の高い、しかも斬新な設計を取り入れた電車です。
                              (案内板より)
80年以上前の車両ですが、大変綺麗な状態で保存されています。こちらは前照灯も点灯されていますね。



車内。



「此ノ戸 他ノ戸」の表示が面白いですね。



リベット打ちの車体。



後ろ。



続いて、見学コースの奥の方に展示されている129号車。

・車歴
この100型車両は、東京高速鉄道株式会社が渋谷〜新橋間の地下鉄開業に備えて、昭和13年(1938年)に製作したものです。
昭和16年(1941年)に営団地下鉄となった後、昭和23年(1948年)に「オレンジ」に塗られて、昭和43年(1968年)まで銀座線で活躍していました。
この100形車両は、平成21年2月経済産業省から「近代化産業遺産」として認定を受けました。                     (案内板より)

こちらの129号車は、東京高速鉄道時代の外観に復元されています。



1/3ほどのカットモデルのため、車内は混雑。観察できず。



ちびっ子が遊んでいる隙を見て、運転台を撮らせてもらいました。



他にも各資料・模型等が展示されています。

最寄り駅:葛西駅(東京メトロ東西線)徒歩2分

この後は、本八幡の大和田公園の都電7011号車を訪問。続きます。

拍手

PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
このブログについて

このブログは、鉄道撮影を趣味とする「撮り鉄」の管理人が、日々撮影した写真を掲載するブログです。
現在1年以上前の記事を更新中です。ご承知おきください。
写真の無断転載・無断使用はおやめください。
昔の記事も随時更新中です。アーカイブからご覧下さい。
カテゴリー

最新コメント

返信を送信済みのコメントにはアイコンがつきます。コメント数は増えませんので、ご注意ください。
[03/21 hosiai]
[12/10 Anemonid]
[10/29 てへ]
[09/02 ドラゴン]
[01/11 Ryo]
最新トラックバック

プロフィール

HN:
シュウ
性別:
男性
趣味:
鉄道撮影
自己紹介:
鉄道趣味は続く・・・。週末はいつもどこかに出撃。
バーコード

ブログ内検索

カウンター

アクセス解析