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2007年8月12日(日)開設
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川崎重工兵庫工場前のクハ181-1・0系21-7008
8月12日の話。前回記事の続きです。

神戸駅前のD51 1072号機の後は、川崎重工兵庫工場前のクハ181-1・新幹線0系21-7008を訪問。

 

まずはクハ181-1から。

・車歴
製造年 1958年
製造所 川崎重工業
1958年11月1日 向日町電車区(営業運転開始)
1959年6月 車両称号規定改正に伴いクハ151-1に改番
1968年3月 田町電車区
1969年7月 新潟運転所
1973年9月 長野運転所
1976年1月 長野運転所で廃車

東海道線の全線電化を機に東京−大阪間を6時間50分で結ぶビジネス特急”こだま”第1号編成の先頭車として、颯爽とデビューした電車です。優れた走行性能・従来にない乗り心地の良いデラックスな座席など斬新なデザインでデビューして好評を博し、新幹線へ続く電車特急の基礎を築きました。(案内板より)

川崎重工製の181系先頭車トップナンバー。クハ26001→クハ151-1からの改造車。現役時代は"こだま"や"とき"で活躍しました。若干塗装に脱色が見られたのは残念。

 

続いて、0系の先頭車21-7008。

案内板などは見当たりませんでした。0系の最終運転に使用されたR61編成のうちの1両。2009年7月から展示されています。

  

どちらも車両メーカー敷地内ということで綺麗な状態で保存されていました。しかしこの時代に新旧"こだま"の並びが実現するとは分からないものですね。

−おまけ−
この工場内には一見「通っていいのか?」と思う公道があります。製造中の車両を少し観察。





これで保存車めぐりは終了。ちょっと早めに姫路駅前のホテルに戻りましたが、西でしか撮れない新幹線を撮影するため抜け出しました。続く。

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神戸駅前のD51 1072
8月12日の話。前回記事の続きです。

王子動物園のD51 211号機と車掌車2両の後は、神戸駅前のD51 1072号機を訪問。

・車歴
製造年月日 1944年2月27日
製造所 日本車輛
1944年3月24日 函館機関区
1947年3月21日 旭川機関区
1947年12月30日 新得機関区
1966年10月1日 池田機関区
1967年4月12日 五稜郭機関区
1971年9月16日 滝川機関区
1976年3月1日 追分機関区にて廃車

北海道内で活躍した寒冷地仕様のカマ。現役蒸気最末期まで残っていた機体であることから、神戸には直接関係がないもののSLブームにより保存されたのでしょう。副灯とスノープラウは無くなっているため、道内で活躍していた頃とは顔つきが変わっています。

 

数年前に整備されたようで非常に綺麗な状態。側面プレート回りはやけにすっきりしていますが、現役当時からこうなのかは不明。密閉式キャブは寒冷地形の証拠。

 

それにしても、公園とも言えない不思議な空間に保存されています。

 

定期的に整備されているのか、車体は整備直後のようにピカピカです。動輪は塗装されています。

 

この後は、川崎重工兵庫工場前の181系と0系の先頭車を訪問。続きます。

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王子動物園のD51 211とヨ2両
8月12日の話。前回記事の続きです。

神戸線を西に下ります。まずは灘駅で下車し、王子動物園に保存されているD51 211号機・ヨ6692・ヨ14542を訪問。

まずは、D51 211号機から。

・車歴
製造年月日 1938年10月13日
製造所 鷹取工場
1938年10月23日 姫路機関区
1939年1月10日 吹田機関区
1945年11月27日 梅小路機関区
1949年5月4日 奈良機関区
1971年5月4日 奈良機関区にて廃車

関西地方で生涯を過ごした機関車。1968年「ミステリー列車の旅」牽引に合わせて交換された形式入りプレート付きで保存。

 

側面プレート周り。鷹取工場製造番号"1番"の証である製造銘板も残存。キャブ内に立ち入ることはできません。

 

後ろから。車掌車と連結されており、機関車の前に大きな木もあるため全体を見ることは不可能。

 

部品の欠損も少なく状態は悪くありませんが、屋外保存のため埃が付着しています。そろそろ再塗装の時期かもしれません。

 

続いてD51 211号機の後ろに連結されているヨ6000形ヨ6692。

車歴は不明。

車体の表記類は現存。色は客車を意識したのか紺色に塗装されています。

 

車内は客車用のシートが設置され、原形を留めていません。

 

続いてヨ5000形ヨ14542。

こちらも車歴は不明。

 

こちらも塗装に痛みが出ており、D51と一緒に再塗装されることを期待。

 

とりあえず解体される心配はないでしょうが、このままだと状態が悪化してしまいそうです。

※有料施設内での保存のため、見学には入場料が必要です。訪問の際にはご注意ください。

この後は、神戸駅前のD51 1072号機を訪問。続きます。

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