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2007年8月12日(日)開設
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仲ノ町車庫のデキ3
昨年11月4日の話。前回記事の続きです。

仲ノ町車庫の見学時に、構内に動態保存されているデキ3も見学。

・車歴
製造年 1922年
製造所 アルゲマイネ社
1922年 沖ノ山炭坑専用線で運用
1941年 銚子電鉄に移籍
1984年 営業運転終了

ドイツ生まれの小型電気機関車。貨物営業終了後も仲ノ町車庫に残され、動態保存されています。資金不足により検査を通っておらず、近年は本線走行を行っていません。



塗装が変更された時期もありましたが、現在は黒一色の塗装に戻されています。2012年春に生誕90周年記念として、集電装置がビュゲールからポールに取り替えられました。

 

イベント時には構内走行をすることもあるようなので、今度は動いている姿が見てみたいですね。


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外川駅のデハ801
昨年11月4日の話。前回記事の続きです。

銚子電鉄を撮影しつつ、終点・外川駅にやってきました。こちらの駅には、2010年に営業運転を引退後も、デハ801が動態保存の状態で残されています。

・車歴
製造年月 1950年5月
製造所 帝国車両製造
1950年5月 伊予鉄道クハ405として新造
1961年 電動車化改造(モハ106に改番)
1986年 銚子電鉄に譲渡
2010年11月23日 さよなら運転

本線の奥にひっそりと佇むデハ801。銚子電鉄に最後まで残った旧型車は、2010年までに2000系に全て置き換えられました。デハ701・デハ702はポッポの丘にて保存されましたが、こちらの車両は動ける状態のまま銚子電鉄に残されています。

 

外川駅は犬吠駅よりは内陸側に位置しているものの、潮風による塩害で腐食が進んでいます。むしろこの状態でも動けるというのが驚きですね。イベント時の構内走行や、屋根上に作業台を設置して、架線設備の点検のため終電後に本線走行することもあるようです。

 

前後で顔付きが異なるのも旧型車の魅力。外川方は貫通形になっています。

 

近づいてみると、かなり腐食しているのが分かります。かつて笠上黒生の留置線でデハ101が朽ちていたのを見たことがありますが、この車両も同じ運命を辿ってしまわないか心配です。通電できるならまだ大丈夫だとは思いますが…。



震災以降再び経営難に陥っている銚子電鉄、なかなか車両の保存・整備にも手が回らないでしょうが、貴重な車両ですし今後も保存が継続されることを願います。

この後は、再び銚子電鉄の撮影に戻ります。昨年のダイヤ改正で日中の交換が消滅する笠上黒生駅へ。続きます。

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中央児童公園のC58 217
昨年11月4日の話。前回記事の続きです。

空の駅風和里しばやまの成田空港シャトルシステムの後は、旭市中央児童公園のC58 217号機を訪問。

・車歴
製造年月日 1940年4月17日
製造所 川崎車輛
1941年4月17日 千葉機関区
1961年4月1日 新小岩機関区
1966年3月31日 佐倉機関区
1970年4月9日 佐倉機関区にて廃車

案内板はこちら。



1941年に製作された映画「指導物語」にも登場した機関車、地元の旭市に保存されました。写真の通り鳥の籠状態で近づくことはできませんが、年に数回公開が行われているようです。

 

ナンバープレート等、ところどころ黄色に塗られているのが気になりますが、全体的には良い状態です。



動輪周辺は厚塗り気味。刻印は確認できませんでした。



側面プレート周り、製造銘板も残っています。



後ろから。後部プレートはありませんでした。

 

全国的にC58の保存機は状態が悪いものが多い印象がありますが、このカマは長年大事にされてきたことが伝わってきて嬉しくなりました。

この後は、減便ダイヤで日中の笠上黒生での交換が無くなる直前だった銚子電鉄へ。続きます。

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空の駅風和里しばやまの成田空港連絡シャトル
昨年11月4日の話。前回記事の続きです。

成田市栗山公園のD51 609号機の後は、旭市中央児童公園のC58 217号機を訪問するため移動していたところ、沿道に気になる車両を発見したので寄り道。

・車歴
1992年12月 運行開始
2013年9月26日 運行終了

沿道で見つけたのは「NAA 成田空港シャトルシステム」の車両。成田空港第二ターミナルが完成した1992年から約20年にわたって空港内輸送で活躍し、引退後にここ「空の駅風和里しばやま」に運ばれてきたようです。

 

当時は立ち入り禁止のロープも貼られて整備中でしたが、この後ホームも作られて一般に公開されるようになったようです。



寄り道を終えて、予定通りこの後は旭市中央児童公園に向かいました。続く。

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栗山公園のD51 609
昨年11月4日の話。前回記事の続きです。

佐倉市高崎川南公園の58683号機の後は、成田市栗山公園のD51 609号機を訪問。

・車歴
製造年月日 1941年3月17日
製造所 日立製作所
1941年3月17日 吹田機関区
1947年1月1日 姫路第一機関区
1949年3月1日 長岡第一機関区
1967年3月31日 坂町機関区
1968年10月 酒田機関区
1972年12月9日 新津機関区にて廃車

案内板はこちら。



関東には縁が無かった機関車ですが、京成成田駅からもほど近い公園に保存。保存会の活動もあるようで、大きな上屋もあり状態は良好です。



東日本大震災では被災地の保存車両が被害を受けることもありましたが、この機関車も前輪が脱輪し、車体が傾いていた時期もありました。大きな損傷もなく復旧されて良かったですね。



側面プレート周り、製造銘板はありませんでした。



動輪は塗装されています。刻印は遠くて確認できず。



後ろから。上屋が大きくなかなか全体が入る構図がありません。



少し離れた場所には、保存会で物置として使用しているワム75627(車体のみ)も。



全体的に錆も無く、現役機のような良い状態でした。

この後は、旭市中央児童公園のC58 217号機を訪問するため車を走らせていると、沿道に珍しい保存車を発見したので寄り道。続きます。

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