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2007年8月12日(日)開設
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リニア・鉄道館の保存車(4)
3月24日の話。前回記事の続きです。

引き続き、リニア・鉄道館の保存車です。

まずは右から3列目。モハ52004号車。

・車歴
製造年 1937年
製造所 川崎車両

京阪神間の急行用として、1936(昭和11)年から1937(昭和12)年にかけて12両製造された電車の先頭車。
 車体は当時の世界的な流行となっていた流線形デザインを採用し「流電」の愛称でも親しまれた。明るいツートンカラー、固定編成での運転も、それまでの国鉄(当時鉄道省)電車の常識を覆すものとして大きな話題となった。晩年は、飯田線で使用していた。(案内板より)

流線形、現代に通用するデザインですね。これが昭和初期に走っていたとは驚きです。以前は佐久間レールパークで展示されていました。クモハ52形はもう一両、モハ52001がJR西日本吹田工場に保存されており、イベント等で公開されています。



収蔵にあたり、佐久間レールパーク時代よりも、出来るだけ原形に復元したそうです。



車内。



2階から。



続いて、クモハ12041号車。

・車歴
製造年 1927年
製造所 汽車製造
2002年2月28日 伊那松島運輸区にて廃車

鉄道省が製造した最初の鋼製電車モハ30形式を改造し、1両でも運転が可能なように車体の両端に運転台を取り付けた形式。
 クモハ12041は幾度かの改造を経た車両で、主に京浜線で使用された後、国鉄浜松工場で入換牽引に使用されていたクモヤ22112を1987(昭和62)年に旅客用に再改造、2002(平成14)年にまで使用した。(案内板より)

クモハ12形にはいろいろと形態がありますが、こちらは最後まで残った車両。飯田線でイベント用に使われました。廃車後は、佐久間レールパークで展示されていました。



リベット打ちの車体。



反対側はモハ52004と連結。



車内。



運転台。



ホーム側から。



続いて、 クハ111−1。

・車歴
製造年月日 1962年5月28日
製造所 日本車輌製造

走行音が静かなカルダン駆動など、斬新なシステムをいくつも採用した「新性能電車」と総称された電車群の中で、国鉄が東海道本線などの中距離輸送用として開発した111系電車の先頭車。
 1962(昭和37)年に運転を開始し、電動車は後に出力が増強されて113系へ発展、近年まで輸送の一線で活躍した。    (案内板より)

デカ目の111系トップナンバー。現在営業線上には、113系に改造された車両しか残っていません。以前は佐久間レールパークで展示されていました。



車内。



運転台。



車番。1が4つ並んでいます。



後ろから。



ホーム側から。



続いて、右から4列目。

クハ381−1。
・車歴
製造年 1973年
製造所 川崎重工業

曲線区間を通過する際に車体を内側に傾けることで、より高速の運転を可能にした「振子式」システムを採用した特急形電車。
 381系は1973(昭和48)年の中央本線・篠ノ井線電化時に名古屋〜長野間の特急「しなの」としてデビュー。曲線通過速度を25km/h向上させる優れた性能を発揮、「振子式車両」の実力を示した。(案内板より)

先日再び国鉄色が復活、こうのとりの183系を置き換えつつある381系のトップナンバー。廃車後は、美濃太田車両区で長らく留置されていた車両。



正面から。



車内。



こうして見ると、車体幅を絞っているのがよく分かりますね。



側面幕は「特急しなの 名古屋」を表示。



後ろから。



2階から。



続いて、在来線車両コーナーは最後!キハ181−1。

・車歴
製造年 1968年
製造所 富士重工業

1968(昭和43)年から158両が制作されたキハ181系特急形気動車の先頭車。
 従来型車両から大幅にパワーアップした500馬力のエンジンを搭載し、勾配区間の高速運転を実現。山岳路線を走る気動車特急のイメージを一新した。名古屋~長野間運転の特急「しなの」でデビュー。北海道を除く全国で活躍し、特急のスピードアップに貢献した。(案内板より)

381系の一世代前に「しなの」に使用されていた車両。先日までJR西日本所属の車両が「はまかぜ」等で最後の活躍をしていましたが、キハ189系に置き換えられました。一部の車両はミャンマーに譲渡されました。こちらも、廃車後は美濃太田車両区で留置されていました。



保存された車両は、こちらのキハ181−1と、最後まで「はまかぜ」用に残っていたキハ181−12(津山で保存)のみ。100両以上が製造された割には、呆気ない・・・。



車内。



運転台。



後ろから。



今回で在来線車両コーナーは終了。次回からは新幹線車両コーナーをご紹介します。続く。

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